とうとう3月になり気候は暖かくなり春の訪れを感じます。
そんな中ニュースを見ると、「3月1日に就活解禁」との報道。
「果たして就活は本当にそのタイミングで解禁したのか?」
なんて思いがボンヤリ頭の中に生まれました。
そんな考え事について書きます。
3月1日から就活を始めるのでは遅いという現実
なんと2月1日時点で下記のような調査結果が出ています。
「本選考を受けた」39.9%
「内定を得た」8.1%
(就職情報大手ディスコ社)

既に始まっているどころの騒ぎじゃない・・・。
そう、実は3月1日時点では内定を持っている学生も多数存在している。
とてもではないが3月1日から就活を始めるようでは遅いのだ。
就活を成功に導くために
「まあでも3月1日から始めてもなんとかなるでしょ?」
こんな声が聞こえてきそうだ。
おそらくそんなことを言えるくらい神経が図太いのであれば大丈夫だと思う。
しかし、準備は怠らない方が良いことは確かである。
筆者の経験からこれはしたほうがいいというものをいくつかお伝えする。
長期インターンシップ(主な対象:大学1~3年生)
長期インターンシップとは、
企業内で実務を通して経験値を積めるバイト
とでも言うべきだろうか。
個人的にインターンとアルバイトの違いは
「作業かどうか?」
だと考えている。
前提として、私は「作業」を次のように定義している。
作業:マニュアルに落とし込めるほどに定型化された作業。誰にでもできる。
アルバイトだと基本的には定型的業務が存在しておりマニュアルどおりにこなす。
そしてその業務に費やした時間の対価として給与をもらう。
しかし、長期インターンでは
「どうやったら企業の成長につながるか?」
「どうやったら売上を伸ばせるか?」
のようなビジネスの本質的な部分に踏み込むことができる。
例えば営業職のインターンであれば実際にクライアント先に行って商談することもある。
ビジネス経験値は圧倒的に積める。
OB訪問(主な対象:大学3~4年生)
就活が近づいている学生こそOB訪問をすべきだろう。
OB訪問をするメリットは次の通り。
・インターネットにはない生の情報を仕入れることができる
・どんな人が働いているのかがわかる
・(企業によって)選考に有利となる
OB訪問では次のことを聞くべきだと思っている。
なぜこの会社に入ったのか?
「その会社に入る理由」というのは将来と過去を考えた上での選択だと思っている。
例えば将来海外で働きたいと思っている人は海外で働ける可能性のある企業に入るだろう。
例えば過去にチームで頑張ってきた経験がある人であればチームワークを重視する会社を選ぶだろう。
そのような「過去と未来をつなぐ線が自分のものと似ているか?」を確かめることで
入社後のギャップを小さくすることができるだろう。
入社後のギャップは?
入社後のギャップは入社した人にしかわからない。
だからこそOB訪問で聞く価値があると思っている。
意外と入社前後のギャップはどの会社もあったりする。
それこそ入社しないとわからないことではあるが、
事前のリサーチでなるべく明確にしておく必要がある。