最近、「RPA」が注目を集めています。
RPAとはなにか?どんなメリットがあるのか?なぜ注目されているのか?
そのあたりを解説していきます。
Contents
RPAとはなにか?
RPAを一言でいうと「パソコンの中で働いてくれるロボット」のことです。
人間がいままで行っていた作業をロボットが代わりに行ってくれます。
例えば、
- 経費精算
- 受注管理
- 請求書作成
- アンケート集計
- 情報収集
のような作業はRPAによって行うことが可能です。
RPAが注目されている理由
RPAが注目されている理由は諸説ありますが、「日本において生産力向上が必須」という背景が挙げられます。
現在、日本は少子高齢化により労働人口が少なくなっています。
仕事の量に対して労働人口が減っているということはどうすれば良いか?
- 仕事を減らす
- 各人の生産性を上げる
このどちらかになります。
この後者の「各人の生産性を上げる」ための手段としてRPAが注目を集めています。
それでは、具体的にRPAではどんなことが実現できるのかを見ていきましょう。
RPAで実現できること
RPAは「人間の作業を代わりに行うこと」ができます。
ここでいう人間の作業にもRPAに向いているというものがハッキリ決まっています。
具体的には、
- 定型的(毎回同じ作業)
- 一定量発生する
という特徴を有している作業になります。
例えば、他部門や取引先から送られてきたExcelのファイルをもとに、新しい文書を作成して、社内掲示板にアップロードするなどです。
会社においてはそのような業務がRPAの代替となります。
個人で副業している人にも向いています。
例えば、「転売」をしている方は、
- 仕入先の海外サイトから商品名や商品説明をコピーアンドペーストする
- 出品価格を計算する
- 出品作業を行う
のような作業をする必要がありますが、これらの作業はRPAの得意分野です。
それでは実際にRPAを触って見ます。
初心者はまずUiPathを触るべし
UiPathとは
ITリテラシーが低すぎて微妙な画しか撮れませんでしたが、こんな感じで経費精算を自動化することができます。
その前に「UiPath」とはなにかについて説明します。
UiPathは最も有名なRPAソフトウェアのひとつです。
各業界から高い評価を受けている上、個人利用は無料版もあります。
使いやすい上、日本語のサポートもあるため、初心者はUiPathを触るべきなのです。
どのようにRPAの学習を進めるべきか
プログラミングを勉強するときには「本を読むだけでなく実際に手を動かしなさい」と言われます。
RPAも同様、手を動かさなくては習得することは難しいです。
では、なにを参考にすればよいのか?
それは「できるUiPath 実践RPA」です。

現状、Web上に出ているRPAの情報はやはり少ないです。
そのため、こういった参考書のほうが情報が充実しています。
本書では初学者にわかりやすく説明がなされている上、レッスン形式で実際に手を動かすようカリキュラムが組まれています。
本書をみながらまずは手を動かすというのが、RPAを学ぶ上で大切です。