私は社会人2年目になったタイミングで転職しました。
そんなタイミングでしたので「このまま逃げグセがつくのではないか」「いくらなんでも早すぎるのではないか」といった不安や葛藤がかなりありました。
それでも辞めたのは理由はいろいろありますが、そのうちの1つとして「仕事がつまらなかった」というものがあります。
どんな業界に転職すれば良いか?転職すべきでない人は?などを深掘りしていきます。
目次
1年でコンサルを辞めて転職するに至った経緯
私は新卒1年目にコンサルティングファームに入社しました。
入社前、「コンサルティングファームで働く人は高給取りで丸の内や六本木でキラキラ」というイメージを持っており、憧れの対象でもありました。
それゆえに、コンサルティングファームに就職することが決まった時は本当に嬉しく思ったものです。
しかし、実際の仕事がはじまると抱えていたイメージとのギャップを感じる部分がしばしばありました。
もちろん、感想は個人のものなので一概にそうだとは言えませんが、感じたマイナスな点は以下の通りです。
- 人材の質が低下している気がした(コンサルはとびきり優秀な人材が集まっていると思っていた)
- ググればわかる仕事が多い
- 無駄に残業している人が多い
このようなギャップを抱えながら毎日過ごしているうちに心が荒んでいくのを感じました。
「なんとかしないとまずい・・・いや、自分をなんとかするのではない、自分を囲む環境をなんとかすればいいのではないか?」
そう思いたち、そこで、はじめて転職という選択肢を考えはじめたのです。
転職するならどういうところ?
では、転職をするのであればどんなところに行くべきなのでしょうか?
正解は「人それぞれ」です。
私にとっては、仕事は「楽しくて」「高いお金がもらえる」ものであれば最高だと考えてます。
まず、「高いお金がもらえる」仕事を見つけるためのお話をします。
高給取りになるためには
今後将来的に、高い給料をもらい生きていくためには次のポイントを抑えることが大切だと思います。
転職先の業界は伸びるのか?
転職先の業界が今後伸びていくのかどうかは大切です。
なぜなら、「自分に入る給料」ないしは「自分の市場価値」に密接に関係してくる部分だからです。
例を出して考えてみましょう。
まず、斜陽産業と呼ばれるところはどこでしょうか?
銀行や百貨店などは斜陽産業と呼ばれることがしばしばあります。
ではそれらはなぜ斜陽産業と呼ばれるのか?
その答えの1つに「業務がITに代替されやすい性質を持つから」というものがあるかもしれません。
ほかにもあるでしょう。
その一方、IT業界はまだまだ可能性を秘めています。
なぜかといえば、既存の業務を効率化する力を持っていたり、ITで遠隔地の情報をつなぐことで新たな価値を生み出すことができるからです。
このように、市場が伸びるかどうかを判断するには情報収集をして「なぜか?」を考え抜くしかないです。
新聞やテレビをはじめとする媒体で情報を収集し、ロジックが通れば伸びる業界・沈む業界がわかるようになるかもしれません。
お金を払う顧客は誰?
転職先のサービス(もしくは商品)に対してお金を払うのは誰でしょうか?
例えば、マクドナルドであれば私たちのような個人の消費者が顧客となります。
一方、キーエンスなどは顧客が法人です。(そのため、一般的な認知度は低いのかもしれません。)
私は法人向け(B to B)の事業を展開している企業の方が良いと思っています。
なぜなら、個人より法人の方がお金を払ってくれるからです。
しかし、他にもビジネスモデルや主要取引先も見なければ健全な経営が行われているか判断できません。
若いうちに転職するメリット
若いうちに転職することはいくつかメリットがあると思っています。
リスクを取れる
転職して失敗したときのダメージが小さいです。
失敗とは、「年収が下がった」「職場の環境が良くない」「イメージと違った」などです。
若ければまだその失敗を取り返せます。
しかし、家庭を養わなければないなかったりするとなかなか勇気を持って転職できないのが現実です。
そのため、リスクを取って行動できるというのは大きなメリットだと思います。
将来を大きく左右する
若いうちの転職は大きく将来の方向性を決定することになります。
「とりあえず3年」と言われてきましたが、そんなちんたらする時代ではなくなってきていると感じます。
市場ではなにが求められているのかを見極め、需要ある産業に転職することで将来の市場価値を高められるのは若いうちこそだと思います。