就活中に「やりたいことも興味あることも特にないなあ」と思っている学生はいると思います。
そう思うことは悪いことではなく自然なことだと思っています。
昔の私も同じ思いを抱きながら就活に臨んでいました。
私は、やりたいことが明確になっていない学生はコンサル業界に飛び込むべきと考えています。
その理由をまとめます。
求められるビジネスパーソンになる
現在、コンサル業界でファーストキャリアを築くことは価値のあることだと思っています。
なぜなら、コンサル業界ではビジネスパーソンに求められるスキルセットが身につくからです。
ビジネスパーソンに求められるスキルセットとはなにか?
例えば、
・ロジカルシンキング
・ファシリテーション能力
・ドキュメンテーション能力
などです。
挙げられたこれらのうち、どの能力もビジネスマンに必須のスキルです。
やりたいことがない学生はやりたいことがないのであれば、
「とりあえず価値ある人材になる」べくコンサル業界に身を置いてみてはいかがでしょうか?
コンサル業界ではいい意味でも悪い意味でも専門性がつかないと考えています。
なぜならコンサルタントは単一の職種に長い間従事しないからです。
コンサル以外の業界であれば多様な職種があります。
例えば、経理に配属されたら経理が専門職種として身につきます。
営業に配属されたら扱い商材に関するスペシャリストになります。
しかし、コンサルタントはそういった特定のスキルがつくものではないと考えています。
それこそ、ドキュメント作成からプレゼンまであらゆることをこなすからです。
専門性は身につかないものの、ビジネスマンに求められる素養をつけることは可能です。
そのためか、将来的に転職もしやすいです。
そのような理由から私はコンサル業界をおすすめします。
いろいろな業界を知ることができる
コンサル業界の魅力のひとつとして、「多種多様の業界に携われること」が挙げられます。
学生は各業界についてなんとなくのイメージを持つことはあっても、
ビジネスモデルの細かいところまでの理解や業界の実態を知ることは不可能に近いと思います。
(一概にすべての学生がそうであるとは断定できませんが・・・。)
日本における就活の現状として、就活生のキャッチできる情報源はせいぜい上っ面の企業説明会くらいしかありません。
その結果、「とりあえず」就職してみることになります。
更に、入社前に抱いていたイメージとのギャップに耐えられず離職する若手が後を絶ちません。
そのため、ファーストキャリアでコンサル業界という
「様々な業界を知ることができる環境」に飛び込むという戦略は得はあっても損はないと考えています。
しかも「コンサル=転職は当たり前」という価値観が浸透しているため、
転職もしやすいです。