大手企業に就職して1年が経とうとしています。
いまは転職活動を超ゆるく開始している状況です。
しかし、見ているのはベンチャー企業ばかりです。
そんな状況の私が感じる、大手企業とベンチャー企業の特徴や違いなどをだらだら書いていこうかと思います。
大手企業に入る価値は下がっている?
大手企業は一般的にはブランド価値は高いです。
なぜなのでしょうか?
それは入るのが難しいからであると思われます。
そして入社条件として挙げられるのがひとえに「学歴」でしょう。
正直、日系の大手企業に入るためには学歴がないと難しいのではないかと思います。
少し前までの日本では、
・年功序列
・終身雇用
があたりまえでした。(いまでもこの神話を信じている人は多いでしょう。)
そのため「良い大学に入り大手企業に入ること」が
成功のテンプレとも考えられていたでしょう。
しかし、最近次ぐ大手企業の経営不振によって神話は崩壊しています。
成熟期を迎えた企業は時代に柔軟に対応できなければ生き残ることができないことが現実に起こっています。
一方、インターネットが発達し「起業」のハードルは低くなりました。
例えば、いままで起業の際の資金調達は銀行の融資を受ける必要がありました。
しかし今では、クラウドファンディングで資金集めをすることが可能になりました。
更には、クラウドソーシングを通じて労働者集めも簡単にできるようになりました。
起業のハードルは低くなりました。
おかげでベンチャーが乱立しています。
大手に入らなくとも誰でもお金を生み出す仕組みは簡単につくれるような時代になってきました。
大手に入る意義はなんなのか?を考えさせられます。
大手とベンチャーで得られるものの違い
個人的には、
大手:会社の看板(信用)
ベンチャー:スキルとか働きがい
だと思っています。
それはやはり企業の規模が関係してきていると思います。
大手であれば会社の看板は大きいです。
今まで実績を上げることを繰り返して大手になった訳ですから、
クライアントとしても「〇〇会社なら安心」となります。
仕組みがしっかりしており会社としては安定しているものの、個人の裁量は小さかったりやりがいを感じづらいのが現状です。(特に新人)
どんな人に大手が向いているのか?を考えました。
・上から言われた作業をなんの疑問も感じずに行うことができる
・会社名を言ってちやほやされたい
・長年その企業で働くつもりがある
一方、ベンチャーは組織としては不安定です。
良く言えば自分が主体的に会社づくりに参画できることもあるということですね。
あとは自分の仕事の影響がもろに会社に跳ね返るとかでしょうか。
例えば、次の企業で例を考えます。
・A:従業員数10000名、年の売上高100億
・B:従業員数3名、年の売上高5000万円
営業マンが100万円の売上を達成した時、
AにおいてなのかBにおいてなのかを考えると
圧倒的にBのほうが貢献度は高いですよね。
(めちゃくちゃ雑な例えですが。)
どんな人がベンチャーに向いているのか?を考えてみました。
・自分からなにかを考えて動く
・会社がすごいって言われるより個人名ですごいって言われたい
・安定よりリスクある自由を好む
という感じでしょうか。
どちらもそれぞれメリット・デメリットあってどちらが良いとは一概には言えません。
しかし、どちらが自分に合うのかを考えることはとっても重要だなあと思っています。