私は新卒では大手コンサルティングファームに入りました。
その1年後にはベンチャー企業に転職しました。
転職してから大手とベンチャーで異なる点をたくさん発見したのでまとめます。
ベンチャー企業は時間の流れが早い
まず、時間の流れが違うと感じます。
端的にいうと、
ということです。
これを感じるのは組織の成長が早いからだと思っています。
わかりやすく例でご説明します。
私のいたコンサルティングファームでは後輩ができるのは次の新卒が入るタイミングでした。
つまり、約1年以上は後輩ができないという環境でした。
また、昇格に関してもゆっくりでした。
コンサル業界では基本クラスに分かれています。(簡単に言うと、「課長」「部長」のようなものです。)
クラスを1つ上げるのにも数年かかるという具合でした。
これは「コンサルだから」というのもありますが「大手だから」ということなのだと思います。
人が多いと上の役職も空きがないため流動性は低くなります。
一方、ベンチャー企業ではどうか?
ベンチャーに転職してからたかが数ヶ月ですがバンバン後輩ができています。
ましてや2~3年いようものならかなりの古株社員という扱いを受けます。
この話をグラフで説明するとこうです。
コンサルにいたとは思えないクソみたいなグラフができてしまいました。
この時間の流れの違いには衝撃を受けました。
ベンチャーでは攻めの姿勢が求められる
ベンチャーでは非常に「能動性」が重視されていると感じます。
なぜなら、ベンチャーに決まった作業なんてないからです。(大手に比べると)
企業が成長するためにはなにをすれば良いかを自分の頭で考え実行する。
これがベンチャーに求められるマインドです。
スキルの面においても多種多様の要求がなされます。
悪く言えば「何でも屋」ですが、良く言えば「いろんな経験ができる」です。
一方大手ではどうか?
私は「受動的」な姿勢が求められているように感じます。
なぜなら意思決定は役職の高い人が責任を持って行うからです。
むしろ、上司の意思決定に沿わない行動を取られると困ってしまうのです。
特に新人に関しては「上司の言うことを素直に受け止めて実行する」というマインドが求められているように感じます。
どちらが良い悪いはありませんが、自分の特性に合ったほうを選ぶべきです。
ベンチャー企業は圧倒的に自由
ベンチャー企業は圧倒的に自由だと感じます。
どのような点が自由だと感じるのかをまとめます。
働く時間
ベンチャー企業は「フレックス制度」があるところが多いです。
もちろんすべてのベンチャー企業がそういうわけではありませんが、日系大手企業に比べたら多いのではないかと思います。
フレックス制度はなくとも出勤時間が遅かったりします。
働く時間というのは非常に重要な要素だと思っています。
わざわざ眠い中起きる必要性も、わざわざ満員電車に乗り込む必要性もないからです。
日常において無駄なストレスは減らして仕事に集中するのがよいです。
働く場所
最近では「リモート制度」というものが普及しはじめています。
働く場所を限定しないということです。
流行なのかコワーキングスペースもあらゆる場所に設置されるようになりました。
ただ、インターネットが普及したいまでは今後もリモート制度は広まっていくと考えています。
特にオフィスで働く理由がないのであればカフェかなんかでストレスフリーに働けたほうが良いですね。
まとめ
本記事ではベンチャー企業に転職してからのギャップについてまとめました。
一般論というよりかは私の経験に基づいた話に近いですが、おそらくあながちまちがってはないのではないかと思います。
ベンチャーと大手論争ではどちらが正しいかではなくどちらが自分に合っているかを見極めることが大切ですね。