転職活動をしているときは悩みが尽きないものだと思います。
そうした際、他人に相談する機会は必然的に増えます。
しかし、他人に相談する際には注意すべきことあります。、
その注意点についてお伝えします。
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注意点は大きく2点あります。
順に解説していきます。
相談相手の「未来」を想像する
相談する際、相談相手の「未来」を考えることが大切です。
具体的には、
相談相手が思い描く未来(=理想)は自分と共通するところがあるか?
を考えることが大切です。
例えば、あなたがエンジニアなるため転職したいとします。
そして将来はエンジニアになり、その後は
「フリーランスになって時間や場所に縛られない生活を手に入れたい」
とします。
しかし、相談相手は
「一生大手企業のサラリーマンとして生きていきたい」
と考えているとします。
こうした場合、自分と相談相手の間に価値観のズレが生じます。
自分:スキル重視(プログラミング、など)
相談相手:経歴重視(社歴は長いほうが転職に有利と考えている、など)
こういった場合はそもそも相談相手と自分で思い描いている未来が異なるので、
いいアドバイスを受けれる可能性はほぼないでしょう。
(相手は否定的な意見を言ってくる可能性が高いです。)
共通した夢や目標がある相手に相談することが大切です。
相談相手の発言の意図を読む
相談相手はなにを意図して発言しているのかを考えることが重要です。
同じく、あなたが転職したいという例で考えます。
今回の相談相手は上司を想定しましょう。
上司に相談したところ次のような返事が返ってきたとします。
「君が転職するのはまだ早いと思う。
この会社でもう少しスキルをつけた方がいいと思う。
これは君のためなんだ。」
こんなことを言われたら、
「自分のことを考えてくれるなんてなんて良い上司なんだ・・・。」
と思ってしまうでしょう。
もちろん本当にあなたを想っての発言かもしれません。
一旦ここで相手がなぜあなたを会社に引き止めようとしているのかを考えましょう。
引き止める理由としては、あなたがいなくなることで不都合が生じる可能性があります。
例えば、
・あなた(部下)が退職することでその上司の評価が下がる
・あなたが退職することでその会社が回らなくなる
などです。
私は社会において無償の愛を捧げてくれるのは親もしくは旧友くらいだと思っています。
それゆえ、相談相手の発言意図を汲み取り「果たして相談相手の言っていることは本当に自分のためなんだろうか?」ということを考える必要があると思います。