「ノマド」とは英語で遊牧民のことを指します。
つまり、ノマドワーカーとは喫茶店などを転々として自由な働き方で収入を得ている人たちのことを指します。
以前からノマド的生活をしたい!という思いがあり、今回本書を読みました。
著者はどんな人?
本田直之(ほんだなおゆき)
レバレッジコンサルティングの株式会社代表取締役社長です。
1年の半分はハワイにて過ごし、趣味はサーフィン。
経歴は、
・明治大学商学部
・アメリカ国際経営大学院サンダーバード校経営学修士
趣味はワインやトライアスロン。

思ったより強面だが、なんて素晴らしい経歴なんだ・・・。
会社をすぐに辞めない方がいいワケ
本田氏は本書の中で「すぐに会社をやめないべき」と言っています。
その考えの根底にはベーシックインカムの存在がありました。
お金に対する考え方を養う
出費は次の3つに大別できます。
・投資
・消費
・浪費
それぞれの違いとしては、将来的にみて「投資」はプラスになる可能性があり、「消費」はゼロになり、「浪費」はマイナスになります。
浪費をカットして消費と投資の比率を上げていくことが大切になっていきます。
飲み会は飲み会でも今まで交流のない人たてで新たな刺激となるなら投資になるし、会社の愚痴をいうだけの飲み会なら浪費になるというワケです。
効率化の先にあるもの
常に効率化のことを考えていると「そんなに効率化してどうするの?」と言われることもあります。
しかし効率化することにより新しく時間が生まれます。
そして新しく生まれた時間でまたクリエイティブなことができるのです。
そうした循環を重ねることでやりたくもないことを遠ざけ、「やりたいことで生きていく」そんな人生に近づけるのだと考えています。
まとめ
今回読んだ「ノマドライフ」にも「会社はすぐにやめるべきではない」や「会社で得られるスキルはある」との言葉がありました。
先日読んだ「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食って行くための29の方法」でも同様のことが書かれていました。
真にノマドライフの実現を達成している人にはやはり共通の感覚があるのかもしれません。