インターネット上で小売り/卸業を営むのであれば「ロングテール」という概念を抑えておくことは重要です。
その「ロングテール」について解説します。
ロングテールとは?
ロングテールとはインターネットの通信販売における概念です。
例えば、数年間で1個しか売れない商品でも膨大な種類を品揃えしておけば大きな売上総額となる現象のことを指します。
なぜロングテールが重要なのか?
ロングテールの重要性はインターネットの発達とともに増大してきました。
そもそも、インターネットが現れる前は実店舗販売しかありませんでした。
メーカーが製造したものを卸業者が仕入れて小売業者に引き渡す。
そして、消費者のもとに届くという流れがあたりまえでした。
しかし、インターネットにより消費者と製造元のコネクションができたのです。
つまり、消費者はインターネットさえ見れば何でも購入ができる状態です。
そこで、インターネット通信販売を行う企業に求められるのは品揃えです。
「ここのサイトに来ればなんでも購入できる」という状態にすることで、
ユーザ数を増やし販売数も増やします。
そこで、ロングテールの部分が重要なのです。
年間にわずかしか売れない商品であってもたくさん取り揃えておくことで、大きな売上達成に貢献します。
物販をする上で大切なこと
改めて物販ビジネスをする上で大切なことをブレイクダウンしてお伝えします。
大切なことは「売上の最大化」です。
そして、売上の最大化をするには、
・どの商品が売れるのかを考える
・取り揃えを拡充する
という施策を行うことが大切です。
質を高めつつ量もこなすというイメージです。
そして、販売して一定の期間が経ったとき、販売実績データを分析することが大切です。
そこでは、
・どんな商品が売れたのか?
・どういうセグメントに売れたのか?(男女、年齢、職業などの分類)
を明確にします。
その後、仮説を立てます。
「商品Aは20代男性に売れる!」などです。
次に立てた仮説を検証します。
こうしてPDCAを回していくことがビジネスにとってなにより大切なことなのではないでしょうか。
