観念論と唯物論について

書籍

「ナニワ金融道」という漫画を読破して以来、作者である青木雄二先生のファンと化しつつあります。

本日はそんな青木先生が書いた「唯物論」という作品を読んだ感想を共有します。

ナニワ錬金術 唯物論【電子書籍】[ 青木雄二 ]

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観念論と唯物論

さて、青木先生は作品の中で観念論唯物論という2つの考え方について言及しています。

観念論とは?

これはいわゆる「我思う故に我あり」的な発想です。

「思う」ことが根源にある考え方で、これに則ると神の存在等も正当化されます。

簡単に噛み砕くと、「自分の信じたものはすべて正とする」ということです。

唯物論とは?

「在る」ことが根源に在る考え方です。

「在るものは在る」という考え方らしいです。

両者の違い

観念論は「精神」や「思考」を正とするのに対し、

唯物論は「物質」を正とする。

と、いったところでしょうか・・・。難しい・・・。

具体例

机を思い浮かべます。

机が在ると思うから在る」と考えるのが観念論。

机は観念とは関係なしに存在している」と唯物論。

この対立は「宗教 VS 科学」と似ています。

青木先生は唯物論者で神の存在を否定しています。

さらに、資本主義とは「資本家による労働力の搾取」であり、

それを誤魔化すための手段として観念論は都合が良いものであると主張しています。

 

資本主義社会で生きる上で本書を読み世界を知ることは大切だと感じます。

青木先生は人生の経験を通して学び、漫画という形でアウトプットされているのだと思います。

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