「転職の思考法」を読んでみた

書籍

最近、「転職」ついてぼんやりと考えていました。

そんなとき本屋で出会った「転職の思考法」。

立ち読みをすると面白そうだったのでkindleで購入してみました。

終身雇用制度の崩壊

現代は 2人に 1人が転職する時代に突入しました 。また新卒の学生ですら 、 6 0 %近くがセカンドキャリアを意識して就活をします 。つまり 「終身雇用 」はすでに崩壊しているわけです 。

同じ企業に一生勤め上げる「終身雇用」は崩壊しはじめている

 

重なる日系大手企業の倒産をトリガーに、新卒就活生のキャリア観も大きく変わろうとしているような気がする・・・、そんな思いを胸に去年学生生活を過ごした。

 

そして実際に就職すると待ち受けていたのは「なんでこんな作業をするのだろうか?」「この会議はなんのためにあるのか?」そんな葛藤に苛まれる日々。

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「こんなんで自分の市場価値は上がるのだろうか・・・。」

そんなことを考えながら「転職」の二文字が脳裏をよぎる。

 

転職というのは多くの人にとって 『初めての意思決定 』だからだ 。だから 、怖いんだ。

 

いままでは誰かの敷いたレールの上を走ってきました。しかし、転職というのは多くの人にとって「はじめての意思決定」であるようだ。

 

だから不安も付き纏う。

上司を見て働くか、マーケットを見て働くか

自分のマ ーケットバリュ ーを理解することだ 。マ ーケットバリュ ーとは 、市場価値のこと 。市場価値とは 、その名の通り 、今の会社での価値ではなく 、世の中からみた君の価値 、君の値段だ 。もしこの世の中に 、会社が潰れても生きていける大人と 、生きていけない大人の 2種類がいるとしたら 、両者を分けるのは何か 。それが 、 『上司を見て生きるか 、マ ーケットを見て生きるか 』

本書では自分の市場価値は次の3つで決まるとしている。

①技術資産

②人的資産

③業界の生産性

①技術資産

「技術資産とは 、その名のとおり 、価値のある技術をどれくらい持っているか ?だ 。そして 、技術資産は 『専門性 』と 『経験 』でできている 。

②人的資産

「どの業界にも 、人脈だけで仕事を引っ張ってこれる人がいる 。その人だからこそ動いてくれる社内の人や 、指名で仕事をくれる人間 。これが 『人的資産 』だ。

③業界の生産性

その業界にいる人間が 、平均一人当たりどれほどの価値を生み出しているか 。よく使われる言葉でいうと 、一人当たりの粗利に該当する 。そして 、給与の期待値 、つまり 、マ ーケットバリュ ーというのは 、 『業界の生産性 』に最も大きく影響を受ける 。

ここで筆者は①生産性がすでに高い産業 ②成長産業を選択することが大切だと説いている。

この時代に必要な思考法のエッセンスがつまっている

この本は「転職の思考法」と題されているが、会社勤めではないフリーランスや経営者、その他の人も一読の価値はある。

 

なぜなら転職に必要な思考法は人生設計を考える際にも役立つことが多くあるからだ。

 

自分のマーケットバリュー」「どんなポジショニングをするべきか」を考えなければならないシーンは会社選びだけではないだろう。

また、最後には「仕事における楽しみ」について論ずる部分がある。

その部分では人間は2タイプいるとしている。

 

todo型:「何をするか」に重きをおく

being型:「どんな人でありたいか」「どんな状態でありたいか」を重視する

 

そして99%の人間はbeing型だそうだ。だから「心からやりたいこと」がなくても悲観する必要はない。

 

私も就活時代、何がやりたいのかわからなくなった

やりたいことなんてないんじゃないかとすら思った。

しかし、「褒められたい」とか「すごいって言われたい」という欲はあった。

 

だから、「どういう状態になりたいか」を頭に入れつつ好きなことを見つけていきたい。