ハロー効果という言葉をご存知でしょうか?
ハロー効果は社会心理学の用語ですが、これを知っておくことで恋愛やビジネスを有利に進めることが可能になります。
そんな「ハロー効果」について見ていきましょう。
ハロー効果とは?
まず、ハロー効果の一般的な意味から確認しましょう。
ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。光背効果、後光効果とも呼ぶ。
わかりやすいようにイケメンや美女を例にとってこのハロー効果を解説します。
美女やイケメンは、顔が整っている、美しい、かわいい、かっこいいなどといった、「外見的な要素」が際立っています。
そうすると、他の部分(性格や知性など)も優れているように錯覚させられます。
こうした作用を「ハロー効果」といいます。
「外見的要素」は視覚に訴えるのでかなり強力です。
また、ハロー効果は「内面的な要素」でも効果を発揮します。
例えば、ビジネスの場において「有名大学出身」や「超大手企業出身」という肩書を持っている人がいたとしましょう。
そのような肩書を持っている人は「きっと育ちが良いんだろうな・・・」「頭キレッキレなんだろうな・・・」と思ってしまいませんか?
これもハロー効果です。
しかし、「ハロー効果」はあくまで錯覚資産にすぎないので、長く付き合うにつれてボロがでます。そこは注意が必要でしょう。
結婚詐欺師はハロー効果を利用している?
ハロー効果を駆使するとモテることができます。
そして、その手法を使っている人もすでにいます。
それは、「結婚詐欺師」です。
結婚詐欺師はハロー効果を巧みに使うことでモテを獲得しています。
ハロー効果には次の要素が効果を発揮します。
- 外見的要素(みため)
- 内面的要素(性格、知性)
- 社会的要素(地位、名声、肩書、評判、信用など)
結婚詐欺師で例をとると次のように説明できます。
「外見的要素」は、顔はもとより、服装や靴、持ち物などに、それらしい装いをきめ細かく施します。
「内面的要素」は。知性的で温厚な性格、器量の大きな好人物を演じます。
「社会的要素」はパイロット、大使館員、資産家といった社会的信用や評価の高い人物をリアルに演じます。
ハロー効果を利用してモテる
ハロー効果を利用してモテるためには先述した3要素から攻めることが必要です。
順に見ていきましょう。
外見的要素
髪型やメイク、服装や立ち振舞、言葉遣いなどを工夫するだけでも、人のイメージは一変します。
信頼度が高いのはスーツ姿やさわやかな姿で、靴もきちんと服装に合わせることです。
内面的要素
相手の嗜好や趣味に合わせてキャラ作りをすることが大切です。
お笑い系で近づくなら、いつも面白い自虐ネタを持参し、あくまでも誠実な振る舞いに徹しながら、笑わせることに重点を置きます。
真面目で堅実なキャラクターを演じるならば、知性を感じさせる話題を用意して、つねに向上心あるところをさらりと見せましょう。
社会的要素
ここではマイフレンドジョンテクを利用すると効果的です。
マイフレンドジョンとは
第三者の言葉を借りてあなたが伝えることで、相手の警戒心を失くす手法。
例えば、営業マンの商談では営業マンが何を語ろうとセールストークに聞こえるが、第三者がおすすめしていれば信頼が増すというもの。
これを利用して他人の口から「彼は投資に詳しくて資産家だ」「彼は暴漢を取り押さえたことで警察から表彰されたことがある」などと伝えておけばOKです。
参考文献

効きすぎて中毒になる 最強の心理学[電子限定特典付き:追加コンテンツ『モテるために「性」から異性を支配する』]【電子書籍】[ 神岡真司 ]