現在、社会人2年目として日々仕事をしています。
まだまだ若輩者ですが、キャリアの形成過程は人生を大きく左右すると思ったので本記事を書くことにしました。
ファーストキャリアをどのように形成すべきか、自分の考えをまとめます。
結論は「伸びている業界に身を置くべき」
結論は見出しにもある通り、「伸びている業界に身を置くべき」です。
これ以外の何物でもありません。
最近の伸びている業界といえば「フィンテック」「自動運転」「AR」「AI」などですね。
なぜ、このような業界に身を置くべきなのか?
それは「基本的にそこで働いているだけで市場価値が高まるから」です。
例えば、IT産業を例に取りましょう。
ITというと幅広いですが、例えば、「業務の自動化」「Webサイト構築」など多岐に渡り仕事があります。
そして、これらは汎用性が非常に高いです。
例えば、Webサイトなんかは業種関係なく必要でしょう。(飲食業から建設業まで)
そして、市場価値というのは基本的に
スキルに関する需要と供給のバランス
で決まります。
いまはITエンジニアは平均給与も高く市場価値は高いと言われます。
それはなぜかと言うと、ITエンジニアの数より企業が欲しいているITエンジニアの累計数が多いからです。
そして、ファーストキャリアではとにかくこういった伸びている市場に身を置くことが大切です。
市場価値が高まっていれば飯を食うのに困ることは基本的にありません。
コンサルを1年で辞めてIT業界に行った
ちなみに私は新卒では市場価値を高めたいと思いコンサルに入りました。
そこでは、ExcelやPowerpointといった基本的なビジネスツールの使い方やロジカルシンキングまで、ビジネスマンに必須のスキルを身に着けました。
しかし、コンサルは辞めました。
理由は2つあります。
1つめの理由は、「人を増やすことでしか企業が大きくなれないから」です。
コンサルは人が商材になります。
つまり、企業を拡大しようとしたときに雇用する人数を増やすしかありません。
しかし、人材は限りがありますし、将来的にスケーラビリティがないなと思い辞めました。
2つめの理由は、「フリーランスとして案件受注した方が自分に跳ね返ってくる収益が大きい」と思ったからです。
企業がコンサル会社に発注する場合とフリーランスに発注する場合を比較すると、前者の方が高く付きます。内容が同じであっても、です。
なぜなら、コンサル会社には管理費などが発生するため報酬がその分高まってしまうのです。
また、当たり前ですが、コンサル会社のサラリーマンとして働いている以上は案件の額に変動があっても給料は一定です。
「自分で案件を取れればそっちのほうがオトクじゃね?」と思い、辞めました。
そして、IT企業に転職をしたのですが、給料は下がってしまいました。
しかし、副業をすることで結果的にはコンサルよりも高い給料を頂いております。
この辺もいつか記事にします。
斜陽産業に身をおいている人たち
周りでも斜陽産業に身をおいている人たちはいます。
彼らの話をきくと、だいぶきつそうです。
なにがきついのか?
それは「転職がしづらいこと」です。
なぜなら、あまり市場で求められるスキルセットが培われているわけではないからですね。
これが20代ならまだ取り返しはいくらでもつくと思いますが、30代以降となるとなかなか取り返すのはしんどいと思います。