この1年間さまざまな資格の勉強に励んできました。
私は資格の勉強は独学で行ってきました。
それには理由があります。理由についてお話します。
そもそも独学とは
独学とはご存知の通り「独りで学ぶ」と書きます。
そのため、ここでいう独学とは予備校やスクール通わずして勉強することを指します。
(正確には他者から教わらずに勉強することとも言えるのかもしれません。)
独学を勧める理由
金銭的コストの削減
まず独学はお金がかかりません。
スクールや予備校に行って学ぶより圧倒的に低コストなのです。
第一に、私のような人(新卒で一人暮らしをはじめた男性)はだいたいお金がありません。
しかし、遊びたい、ブランド品を購入したいなどの欲求は強いのです。
これぞ20代前半男性の生態です。
さて、このような状況だと限られた資金をどういう使いみちにあてるかが重要です。
一般的には「投資」「消費」「浪費」のうち「投資」に多くのお金を充てるべきだと言われます。
勉強は自己投資だから高いお金を賭けても良いのではという声も上がるでしょう。
しかし、目的を達成できるのであればより低コストな選択肢がベターのはずです。
テキスト等を自分で購入して勉強するのは、予備校に入って勉強することに比べると全然安上がりになることが多いのです。
時間的コストの削減
予備校やスクール等に通うとなると意外にも勉強に使える時間が減ることがあります。
なぜなら、予備校に通うための時間が発生するからです。
「予備校に通うための時間」とは、その言葉の意味どおり家から予備校間を行き来するために必要な時間です。ただ、ほかにも、予備校に行くためにはお金を捻出するためにアルバイトをするとまた時間は失われていきます。
これらの時間は本来勉強に当てられるはずだったのに気づかぬうちに失われているのです。
能動的な学習が可能
独学では自分の理解できていない点を自分から知ろう・探ろうとする能動的な姿勢が身につきます。
逆に予備校等に行くと意外にも受動態になることがあります。
例えば、予備校における授業を想定してみましょう。
予備校等に行くと先生が授業をしてくれます。
そして、「こうすれば受かる」「この範囲を勉強した方が良い」などのアドバイスもくれます。
しかし、独学の場合だとなにも与えられません。
もしなにかの資格試験の合格を目標としているのであれば少なくとも下記は行わなくてはなりません。
- 過去問演習
- 教科書を読む
- 過去問から傾向分析
- 自分の強み弱みの把握
- わからないところの特定・解決
また、問題を間違えた場合、聞く相手もいないので「何がわからなくてこの問題が解けなかったのか」を明確にした上で自分で調べなければ永遠に解決できません。
まとめ
独学はこのようにレベルが高いのですが、こういった自己解決能力は死ぬまで使える汎用的スキルだと思っています。
なぜなら仕事ではすぐに答えを教えてくれる「先生」は存在しないからです。
自分で物事を考え解決できるようになりたいなと思いつつ日々を生きています。