最近波が来ているYouTuberのひとりに「クリス」氏が挙げられます。
「クリスの部屋」というチャンネルで日々人生観について動画をアップされています。
またクリス氏はもちろん英語を得意とされています。
英語で悩んでいた時、とても参考になる動画を見つけたので紹介します。
なんで英語を普通に話せないのか?
東京工業大学の教授曰く、
「日本の英語教育は”受験を成功するため”に設計されている」
とのことです。
つまり、「会話することでコミュニケーションを取る」ことがゴールに設定されていないため、話せる状態には繋がらないのです。
あくまで「受験でいい点数をとるところがゴール」なのです。
現状、日本人は外国人と話そうとすると「発音」を気にしすぎて全く話せていません。
しかし、日本人はどんどん英語を話せるようになって自ら情報を発信すべき、とクリス氏は言います。
なぜなら、実は日本という国は日本人が気づかないくらい素晴らしい国であり、おもてなしやマナーの文化を世界に広げることで、世界はもっと良くなるからです。
英語をペラペラになる方法
それでは英語がペラペラに話すにはどうすれば良いのか?
まず、発音について考えてみましょう。
英語にはアクセントが二種類あります。
①nativeアクセント
②samuraiアクセント
しかし、日本人(英語圏以外)の人が大人になってからnativeアクセントで話すのはエベレストを登るくらいにハードルが高い、といいます。
そのため、samuraiアクセントでも目的さえ把握していれば問題ないのです。
では、目的とはなんなのか?
英語を話すためには「目的」を振り返ることが大切です。
例えば中国言ったときこんなエピソードがあります。
バッグを買おうとした時の店員とのおばちゃんとの会話である。「200dollar」
「no」
「150!150!」
「no too expensive」
「ok lucky day! 100!」のような会話が行われた。
この際、彼女は発音を気にしていません。
彼女にとっては「バッグを売る」というビジネスが目的でした。
つまり、発音はnativeである必要がありません。伝わればいいのです。
上記の例は目的によって必要な英語のレベルが変わることを示しています。
- 外国人と普通に会話したい
- 友達を作りたい
このような目的であれば変に気を使ったアクセントで話すのではなくsamuraiアクセントで十分です。
英語を話すとき、「この発音は間違ってるかな?」とかは考える必要はありません。
英語を話しているのはnativeの人だけじゃないし、英語の人を話している層の中ではnativeはむしろ少ないというのが現実です。
だから、nativeアクセントにこだわる必要がありません。
そもそも、大手企業などで求められる英語のレベルはどんななのか?
それを考えるにあたって、クリス氏は国連の元事務総長を例に挙げています。
そして、国連の素事務総長ですらアクセントは聞き取りづらいと指摘されています。
しかし、アクセントが聞きづらくても国連の事務総長を務めている。
つまり、アクセントはリアルの世界じゃ気にならない(=重要ではない)ということです。
気にしているのは本人のみなのです。
例えば、外国人がカタコトの日本語を話していて気になるか?
だいたいの人は「気にならない」と答えるはずです。
つまり、日本人が日本人のアクセントで英語を話していても気になりません。
わざと下手な英語で外国の人と話しまくる
日本人のno.1の悩みは「発音」
英語を上達するには英語を話す機会を増やすことが大切です。
しかし、話す前から拒絶反応を起こしており、話すきっかけすらつかめていないのが現状です。
英語は下手なアクセントで話してもいいんだということを実感することが大切です。
まずは話しまくって経験値を高めましょう。
リスニングスキルを上達する
日本の英語教育はライティングとリーディングの割合が高いです。
それはなぜか?受験のための勉強だからです。
しかし、2020年には受験のあり方も変わってきます。
具体的には英語のプレゼンが必要になるという噂も出ています。
一方、日本人はリスニングとスピーキングが弱いです。
スピーキングは前述の通り発音が悪くてもそんなに気にしなくて大丈夫ですが、リスニング能力が低いとそもそも相手が何を言っているかわからないためコミュニケーションが難しくなります・・・。
ただ、クリス自身もスコットランド訛りのの英語とかは何を言っているかわからないし、
これは日本人のみならず外国人も共通して抱える悩みのようです。
まとめ
以下、3点が重要です。
- なんのために英語を使いたいのかを考える
- わざと下手な英語で話しまくる
- リスニングはやらないといけない