新入社員はやはり耳にタコができるくらい「報連相」が大事であると言われます。
そして中でも、トラブルに関しては発生したらすぐに上司に報告しろとも言われます。
これには理由があります。その理由についてお話します。
目次
トラブルの報告は自己防衛である
トラブルをすぐ上司に報告する目的は「自己防衛」にあると思っています。
なぜなら、トラブルを早めに上長と共有しておくことでのちのち大問題に発展することを防げるからです。
もしかすると、
「上司がそういうことを報告しずらい人だったら・・・」
「もしかしたらこのトラブル自力で解決できるかもしれないしなあ・・・」
などという考えが頭を過ぎるかもしれません。
しかし、私はそれでもすぐに報告することが最善策であり自己防衛にも繋がると思っています。
その理由を日常に起こりがちな例で見てみます。
トラブルを早めに共有することで手が打てる
複数人でドライブするケースを例に取りましょう。
このケースにおいて、幹事は予算等を考慮しながらレンタカーの手配や場所決めをしなくてはなりません。
そんな中、メンバーのうち1人が急遽いけなくなってしまったとします。
さて、ではそのことを伝えるのが早い場が合と遅い場合で比べてみます。
参加できなくなってしまったことを直前に共有した場合(ドタキャン)
直前に参加できなくなった旨を共有されても、新しく人を誘うのも困難だしレンタカーをキャンセルするにもキャンセル代かかります。
そうなると、幹事も「あいつなんか誘わなきゃよかった」と感じ、信頼を無くす可能性もあります。
参加できなくなってしまったことを早めに共有した場合
新しく人を誘うこともできますし、プラン変更等も可能です。
ドタキャンされた場合に比べると損害は小さく抑えることが可能です。
まとめ
トラブルが生じた時は誰しもが隠そうとしたり共有できなかったりすることがあります。
しかし、共有するタイミングを変えることでトラブルによる損害の大きさをコントロールできると思っています。