平成終わるのにまだ「とりあえず3年」とか言ってるの?

キャリア(就職・転職)

最近転職活動をする中よく言われた言葉が、

「まだ早いんじゃない?」

「3年は続けないとじゃない?」

といった言葉でした。

 

私はこれについて異を唱えたい。

「石の上にも3年」に込められたメッセージ

この言葉に隠された意図としては、

3年経った頃にはお前はこの企業から逃げられなくしてやる

というメッセージが込められていると思っています。

 

どんな仕事においても最初は慣れないものです。

しかし、たとえ辛かろうとも3年いると

その仕事(もしくは企業)を辞めづらくなるのです。

 

それは仕事に対する慣れや人間関係の円滑化が関係しています。

しかし、最も関係しているのは「サンクコスト」という概念だと思っています。

サンクコストとは、既に回収が不可能であるコストを意味します。 サンクコストは英語で「SunkCost」と言います。 Sunkとは沈むという意味であり、沈んでしまって取り返すことのできない状態であることを示しています。 ですので、サンクコストは「埋没コスト」と呼ぶこともあります。

なぜ上司は「石の上にも3年」というのか

結論から言うと、新入社員が3年会社にいることが会社の利益につながるからです。

 

まずはさきほどのサンクコストを投資に例えて説明します。

1000円の株式を買ったとしましょう。

株価が990円,980円,970円と下がっていけば確実に損をします。

970円まで下がった時点で30円のマイナスを覚悟して売ればよかったものを

「いや上がるかもしれないし」という思いからそのまま株を保有しているとどうなるか。

極端ですが株価が1円まで下がれば損失は999円まで膨らみます。

 

では企業の場合はどうか。

もしかするとその企業はあなた自身に合う企業ではないのかもしれません。

しかし、「石の上にも3年」を信じて嫌な仕事を我慢したらどうなるでしょうか。

不思議なことに最初よりぐっと気持ちは楽になるはずです。

これを「住めば都」といいます。

住めば都とは、どんなに辺鄙な場所であっても、住み慣れれば都と同じように便利で住み心地がよいということのたとえ。

しかし、この3年続ける行為は同時に「自分により合う企業に就職する機会を捨てる」ことにもつながるのです。

 

企業にとっては同じ人が長く働くことを望んでいます。

なぜなら現代ではシゴトは完全に脱属人化できないため、

同じ人が同じ仕事をし続けてくれると効率化が進むのです。

 

だから言うんです、「3年はいたほうがいいよ」と。