私はいま社会人2年目となります。
浅い社会人歴にも関わらず、いま勤めている会社は既に2社目となっております。
新卒で入社してたった1年で会社を辞めたいまの心情を綴っておこうと思います。
早すぎる?辞めるときの不安
ー新卒入社した会社を1年で辞める。ー
いくら終身雇用制度が崩壊し、副業推進が活発している現代とはいえ、これは不安が伴います。
実際、私も転職するときにかなり心が揺れていました。
「辞めグセがついてまた辞めてしまうのではないか?」
「将来転職しづらくなってしまうのではないか?」
「転職失敗したらどうしよう」
こんな不安が頭の中をぐるぐるさせたまま仕事をしていました。
そこで私がやったことはおおきく2つです。
- 転職する理由を明確にしておく
- 転職先の人に何回も接触する
このあたりのことはコチラの記事に書いてあります。
世の中ではよく「石の上にも3年」ということわざが知られています。
これはキャリア形成の話にもよく持ち出されることわざです。
私も実際、辞めるときに上司から、
「このままの実力で君がやっていけるか心配」
「スキルがまだなにもついていないじゃないか」
そんな言葉をオブラートに包んで言われました。
私はあまり人の意見を鵜呑みにするタイプではないのですが、さすがに少し気にしました。
さてでは実際に転職してからいまどう思うのか、次の段落でお伝えできればと思います。
転職していま思うこと
結論からいうと「転職してよかった」です。
具体的にいうと、「新卒1年目であろうとなんだろうと転職の成功・失敗は人の価値観による」ということです。
転職してから最も感じることは「ストレスが減った」ということです。
私の場合は転職をしたことで給料は減ってしまいましたが、それ以外の面ではプラス効果があったかなと思っています。
それ以外の面とは「スキルがつくかどうか」や「人間関係」、「勤務地・勤務場所」をはじめとする諸条件のことですね。
いま、転職で悩んでいる人は、
- まず自分がなぜ転職しようとしているのかを明確にする
- 転職先を探すときに1で明確にした要素を排除できるのかを調べる
- 転職先に内定をもらったら実際に人に会うことで不安要素はないか確かめる
という手順で転職先を探すのがいいのではないかと感じています。
これは実際に自分が行った方法なので他人にとっても効果があるとは保証できませんが、試して見る価値はあるのではないかと思っています。
そして最も伝えたいことは、
「他人の意見はやっぱりあてにあらない」
ということです。
私は先述の通り、辞めるときに上司に不安を駆り立てられるようなことを言われました。
しかし、実際に転職してみると自分で言うのもなんですが活躍できていますし、1年とはいえど前職で学んだことをしっかりと活かせているという実感があります。
特に「上司の言うこと」は信頼してはいけないと思います。
もちろん例外はありますが、基本的に上司は部下に会社を辞められると困るので転職を否定します。
会社によっては担当部下の退職がその上司の評価に響きます。
そんな制度があれば上司は思ってなくとも転職を否定するのは当然です。
これは上司が悪いと言っているのではなくこういった社会構造がそもそも欠陥を抱えているということです。
おそらく、「石の上にも3年」なんて考え方が定着しているのは日本くらいなのではないかと思います。
なぜなら海外では優秀な人ほどよく転職をすると言います。
それはシンプルに優秀な人は飲み込みスピードが早いのでさっさと得たいものを得ては違う環境に身を移すのでしょう。